玄米を食べて糖尿病リスクを下げよう

肥満は、食生活の乱れや運動不足によって引き起こされる現代病の1つです。
肥満によってインスリンのはたらきが悪くなる傾向があり、血糖値が下がりにくくなります。
この状態が続くと皮下脂肪だけでなく、肝臓にも脂肪が蓄積されていきます。
その結果、さまざまな肝臓疾患を引き起こしかねない、大きな健康問題です。

玄米はさまざまな栄養素を含んでおり、肥満や2型糖尿病の予防・改善に有用であると期待されています。
東京農業大学とアルファー食品との共同研究では、脂質の代謝機能を改善すると明らかにされました。
過食による肥満のラットが発症したNAFLDが、玄米を食べて予防・改善したのです。

玄米の味や香りが苦手な方も、食べる白米を一部玄米に置き換えるだけで2型糖尿病の発症リスクを下げられるので、ぜひ食生活に玄米を取り入れてみてください。