インフルエンザ抗原

毎年おもに冬頃に流行するインフルエンザ。高熱や頭痛、関節痛、筋肉痛・悪寒など全身症状が強いです。また、普通の風邪同様のどの痛み、鼻水、咳などの症状も見受けられます。とは言え、熱の程度は風邪よりも高く、肺炎の併発や急性の脳症を起こすという事も有ります。A型インフルエンザの表面には赤血球凝集素(HA)とノイラミニダーゼ(NA)という2種類のたんぱく質が存在しています。2009年に発生した新型インフルエンザはA(MINI)という型になります。A型はパンデミックと言い、世界的に流行する恐れがある為、各国で監視されています。B型はA型よりも病原性は軽いと言えますが、毎年流行がみられるのはB型の方になります。抗原の検査は、ウイルスが存在している事を確認する検査になります。