神戸で糖尿病の専門治療を行っている病院6選
糖尿病とは、肥満やストレスなどの生活習慣の乱れも発症の原因となる病です。厚生労働省の「令和元年国民健康・栄養調査」によると、症状が疑われる人を含めると日本人の5人に1人が糖尿病に罹っていることとなり、国民病になりつつあるようです。また、合併症につながることも多く、早期の発見と治療が大切な病気となっています。
参考ページ：令和元年 国民健康・栄養調査結果の概要（厚生労働省）
そこで、ここでは神戸で糖尿病の専門治療を行っている病院をご紹介します。医院選びのご参考にご覧ください。
※当サイトの情報は令和3年9月時点の物です。
国立病院機構 神戸医療センター／糖尿病内科
国立病院機構神戸医療センターの糖尿病内科では、口渇（喉が渇くこと）、多飲（水分を沢山摂取すること）、多尿（尿が沢山出ること）の症状を取扱い糖尿病の治療を行います。またこの様な症状を認めない無症状によって放置された結果、神経障害・網膜症・腎症といった合併症引き起こさないように早期からの治療を行います。
食事・運動療法と薬物療法によってHbA1c 7%未満を達成することで、合併症予防に取り組みます。
神戸掖済会病院／糖尿病内科
神戸掖済会病院では糖尿病内科を設置し、糖尿病チームを構成しています。
糖尿病療養指導士の資格を取得したメンバーを各部署に配置することでひとりひとりの患者に合わせたきめ細やかな治療に取り組み、糖尿病に合併する疾患に対して各科と連携してサポートを行っています。
また糖尿病『友の会』が糖尿病の患者さんやその家族の方へより充実した生活を送り、病気に負けないで頑張ってほしいという願いから医師や看護師、管理栄養士などの医療関係者と患者さんで作ったサークルでウォーキングや食事会など様々なイベント開催が予定されています。イベントを通して患者さん同士または医療関係者と交流したり、情報交換の場として活用することができます。
神戸百年記念病院／糖尿病・内分泌内科
神戸百年記念病院 糖尿病・内分泌内科では「心の理解から行動変容へ」をテーマに掲げ、看護師・管理栄養士・薬剤師・理学療法士・検査技師が一団となって療養指導に取り組んでいます。
患者から一般の方まで対象に毎月第4金曜日午後3時より教室を開催しています。そこでは管理栄養士による簡単な料理の実践や看護師によるフットケアの実践など毎回テーマを設定し、親しみやすい参加型の教室を目指しています。
また生活行動が改善していくことを目標に、14日間のクリニカルパス、時間的余裕のない方を対象に週末を利用した金曜日入院の5日間の短期教育入院、糖尿病の評価と薬剤調整目的での48時間パスを導入しています。これによって担当看護師が日常生活の問題点を患者と一緒に振り返り、退院前日には今後の生活改善目標を患者自身で記してもらうなどのプログラムを目指しています。
上野内科・糖尿病内科クリニック
神戸の上野内科・糖尿病内科クリニックは糖尿病専門外来の診療経験・実績は２５年になり、糖尿病、肥満症、高血圧症などの生活習慣病および内科疾患の診療を行っています。
上野内科・糖尿病内科クリニックではその場で血糖値、HbA1c、検尿の結果を知らせ、即治療に反映できるよう行うだけでなく、糖尿病の精密検査（糖負荷検査）についても、当日結果を伝えています。また血糖の重要なマーカーであるHbA1cの測定においては最も精度の高い測定方法であるHPLC法（高速液体クロマトグラフィー法）による検査機器が採用されています。
また英語対応可能となっています。
糖尿病内科かいせいクリニック
明石、西明石方面や神戸市西区方面から通院しやすい場所にある糖尿病専門クリニックです。日常生活ではなかなか血糖値のコントロールが難しい状況である場合に、血糖をコントロールする目的で近隣の病院との連携により入院加療も行っています。
身体を支え、身体のバランスを保つという非常に重要な機能が足には備わっており、水虫や少しの傷などが悪化すると日常生活にも支障をきたしてしまいます。
糖尿病内科かいせいクリニックではフットケアによって足の状態を観察し、早期発見や早期治療により重症化を防げるようにケアを行っています。そこでは足浴を行ったり、水虫などがありそうであれば医師と連携して対処し、必要であれば靴や靴下の選び方も伝えています。
新神戸おかだクリニック／糖尿病・内分泌内科
新神戸おかだクリニック糖尿病・内分泌内科では1型糖尿病の診療を専門としています。1型糖尿病は血糖管理が難しく、2型糖尿病と同じような方針で治療を行っても血糖値は改善されません。そこで1型糖尿病に特化したアプローチをとることで食事内容や炭水化物量、血糖値に応じたインスリンの調整法や、最適なインスリン製剤・注射法のアドバイスを行います。
またインスリン治療を行っている方についても必要最低限のインスリン単位数、注射回数で患者の負担を軽減しつつ患者さんの生活や状態に合わせて安全なインスリン治療を提供します。またインスリンポンプの外来導入も可能となっています。
医師・スタッフともに時間をとって患者さんときちんと話し合い治療を行うことを大切にしています。